1月から3月の税理士事務所は忙しいので、仕事だけで力尽きて、家に帰っても何も出来ない今日このごろですが、何か書きたい気持ちはあるので、最近これしか書いてないですが、徒然日記を書こうかと思います。
1:コインチェックの流出問題
コインチェックという仮想通貨の取引所から時価総額580億円の仮想通貨が流出した事件ですが、私が真っ先に思い浮かんだのが、、、「ギルを抱えて永眠君」でしたw
私のプレイしているFF11では、RMT(リアルマネートレード:ゲーム内の貨幣を現実の通貨で売買すること。)が禁じられています。
「ギルを抱えて永眠君」はRMT業者を取り締まるためのシステムとして、大分昔に導入されたものです。(現状でも機能しているのかどうかは、RMTと縁のない私には分かりません。)
まあ、仮想通貨とネットゲームの貨幣を同一視するのはいかがなものかと思いますが、「ネットインフラがなければ本質的には無価値」という点では、さほど変わりありません。(まあ、仮想通貨を売り込む人たちからは、アフォ扱いされること間違い無しの意見ではありますが、、、)
以前の投稿で触れた「円天詐欺」ほどひどい話にはならないと思いますが、資金を集めるだけ集めて、回らなくなったら「流出した。」ことにして「取引所に残ってる資産で弁済する。」のが、これからの仮想通貨取引所の定番になりそうな気がしてなりません。(あくまでも「取引所」の問題として、、、という点が「鍵」になると思います、、、仮想通貨だけにw)
どんなに価値(?)のある仮想通貨を保有していても、換金前に取引所の仮想通貨がなくなってしまえば、、、「ギルを抱えて永眠君」になるわけで、、、
取引所は当然法人ですから、有限責任で、、、投資は自己責任、、、救済は取引所の出がらしの資産の範囲内でしか行われないので、「いい夢をみた。」と思うしかないかもしれません。(まさに仮想の世界?)
以前の投稿で書いたように、仮想通貨は構造的に破綻しやすい(給与や電気代などのインフラ維持のコストを仮想通貨で払うのは困難、、、与信の根拠となるものは基本的に流出あるのみ)ので、仮想通貨の存続のためにもこの手の流出は必要悪なのかもしれません。(仮想通貨の維持コストを暴落による投資家の損で補填する感じでしょうか、、、)
投資家に、「お国のために死んでくれ。」ならぬ「仮想通貨のために大損してくれ」というのが、今回の事件なのかもしれません。(今は詐欺とかの犯罪被害として報道されていますが、、、「会社が潰れて株が無価値になる」リスクとリスクカテゴリー的には同じだと思うので、今後は仮想通貨の投資リスクとして救済もされない自己責任の対象になるかもしれません。)
2:はれのひ、社長の記者会見
2週間も経ってから記者会見をするというのは、、、どうなんでしょう?
「詐欺じゃなくて、タイミングは悪かったけども会社の破綻なんです。」というのが趣旨のように感じられました。
会社の破綻:社長は自己破産をすればとりあえず完結(少なくとも犯罪ではない。)
詐欺:社長は刑事罰の対象(がっつり犯罪です。)
極めつけの自己保身目的の記者会見のような気がしましたが、状況が状況だけに仕方ないのかもしれません、、、(「騙すつもりはなかったんです。」これが大事)
被害者の人たちは怒り心頭でしょうが、、、
3:大相撲
白鵬の場所終盤の「ワザとらしい相撲」を見ずに済んだのは良かったです。平幕優勝には、新しい時代の到来を感じさせられました。
ただ、、、横綱になると短い期間で「怪我→休場→連敗→引退」のパターンが100%近いのが個人的には気になります。大相撲の構造上の欠陥があるのではないでしょうか?
まあ、横綱に降格がないのが最大の問題なんでしょうね、、、