徒然日記(2018年1月15日)

本当は「FPジャーナルのススメ」をドンドン載せていったほうがいいのかもしれませんが、時期が時期だけに通常の継続教育テストすらする気力が起きない今日この頃です。

法定調書を仕上げて、12月決算を仕上げて、確定申告を仕上げて、と充実した仕事生活を今年も送ることができそうです。(頑張らないとこのブログのサーバー代すら捻出できないので、、、)

1:「旧20円金貨」「旧2円金貨」

私の一昨年ぐらいからの趣味にコインの「鑑賞」があります。

あくまでも「鑑賞」であって「収集」ではありません。(収集が出来るような資金は、どこにもないので、、、)

毎月「泰星コイン」という会社から「泰星マンスリー」という雑誌が送られてくるのを読みながら、「いいな~~(遠い目)」という趣味です。(魅力的な商品は、ほぼ100%私の月収越え、ものによっては年収越えなので、とてもとても、、、)

で、、、今月の「泰星マンスリー」に、「明治13年銘、旧20円金貨」と「明治13年銘、旧2円金貨」が売りに出されていたのですが、特別価格でなんと、、、、

「旧20円金貨」:39,500,000円

「旧2円金貨」:23,800,000円

(ちなみに税込の価格)

だそうです、、、コレで買う人がいるんだな、、、(滝汗)

有名な「ウナとライオン」並みのインパクトのある値段に正直ドン引きといった感じです。

 

とまあ、、、ここまでだと「単に貧乏人の僻みネタ」に過ぎないのですが、このコインの価格は2つの意味があるのではないかと私は思っています。

(1)バブルが進みつつある

まあ、トランプ大統領就任以降、株高が進み、俗に言う「好景気」といわれる状況になりつつありますが、この「好景気」が実体経済と乖離して進むと「バブル」と言えます。(まあ経済学者の先生の定義はまったく別なので、これは私の私見です。)

古のチューリップバブルのように、「本来の価値」と「取引される価値」の乖離が進み「希少な球根1個の値段が一軒の家並み」のような状態になり、その価値がリセットされるのが「バブルの崩壊」と言えます。(これも私の私見です。)

ぶっちゃけ、この「旧20円金貨」は33.33グラムの金の塊でしかなく、「本来の価値」は20万程度です。

これが希少性があるとはいえ200倍近くの「取引される価値」になるのは明らかに「バブル」な状態といえます。(まあ、、、この会社の値段設定がおかしい可能性は否定できませんが、、、私の知る限りでは真っ当な会社ですので、、、値段設定に間違いはないと思いたいです、、、)

よって、、、このコインの価格は、私たちの世代にとってはトラウマとも言える、バブルが進みつつある兆候なのではないかと感じさせられます。

(2)円の価値が下がってる(つまりインフレ)

基本的に物の「本来の価値」は一定であるため、通貨の価値が下がると「取引される値段」は上昇します。これがインフレです。(、、、くどいようですが私見です。)

ちなみに「ハイパーインフレ」のような事態になると、「パン1個、朝は5,000億円、夕方には1兆円」みたいな感じになります。

まあ、そこまで言うと極端な話になりますが、例えば日経平均株価が1万2,000円だったのが2万3,000円になるのもある意味ではインフレということも出来ます。(まあ、日経平均株価が経済をマトモに反映してるかどうかは微妙かもしれませんが、、、)

その視点からコインの値段を考えると、昔の20円の価値の貨幣が4,000万円近いわけで、、、インフレと断言して問題ない思われます。(冗談です。)

個人的な感じとしては数年前であれば2,000万円ぐらいではなかったかと思われるので、バブル分の希少価値による値段増を差し引いたとしても、やはりインフレが進んでいるような感じがします。(、、、とてもくどいですが私見です。)

 

まあ、日常生活の中で経済情勢を感じさせられるような状態になっているということは、政策効果が出ているということなので歓迎すべき状況なのかもしれませんが、バブル崩壊後を生きてきた私としては今後について一抹の不安を感じずにいられません。

しかし、不安だからといって怯えていても仕方がないので、好景気の間にしっかり稼いで充実した人生を過ごしたいと思います。

 

追記:こんな高額なコイン、買っても貸金庫においておくしかないような、、、それとも、セコム入ってますか?(笑)