先日まで「Yahooカード、自動リボ払い登録で3,000ポイント」キャンペーンが実施されていて、「登録するだけで3,000円相当が貰えるなら、登録して毎月リボ全額返済してれば、丸儲け?」と自分に都合の良い妄想に浸ったりしたのですが、やはり落とし穴がありました。
自動リボ払いの適用を受けた場合「リボ手数料」として「その月の残高」の年率14%≒月1.2%相当額が徴収されます。「その月の残高」というのが肝になっていて、例え一括払いのように返済したとしても、支払額に1.2%の上乗せがされることになります。また、自動リボ払いを設定した瞬間に適用対象となりうる全ての支払いに「リボ手数料」がかかることになります。
Yahooカードの場合、ポイント還元率が1%(キャンペーンの2%上乗せは上限2,000ポイント)ですから、自動リボ払いを「設定」した瞬間に、例えすぐに解除したとしても支払額が1.2%増え、ポイントのメリットがほぼなくなってしまいます。
概算ですがこのキャンペーンの損益分岐点を計算すると
収入3,000÷1.2%=250,000
これ以上自動リボの適用を受けると、キャンペーン込みでも赤字になります。
(普通に得られるポイントについては、キャンペーンの有無に関係なくもらえるため、度外視します。)
なお、「期限までに解除すると適用が受けれません。」と書かれているため、ほぼ3か月分は「リボ払いが強制適用」となります。
つまり、このキャンペーンを受けると、クレジットを使えば使うほど損をすることになります。
もし、次に同じようなキャンペーンがあった際に応募しようかと考えている人は、そのカードをほとんど使っていないことを確認してからにすることをオススメします。