投信の積立でドルコスト平均法の恩恵は受けれるのか?

今日SBI証券からの広告メールで、「投信積立で毎日が設定できるようになりました。」と書かれてありました。どうやら10月6日から新たに追加されたサービスのようです。

さて、先日「外貨積立(毎日)」でドルコスト平均法の恩恵を最大限受けることができる、的な話をしたと思いますが、この「投信積立(毎日)」ついてはどうなのでしょうか?

結論から言うと「余り受けれない。」になります。

ドルコスト平均法のメリットは、取得価格の平準化による分散投資ですが、そもそも投資信託は「分散投資」なので取得価格の変動は少なく、価格の基本トレンドラインも「普通は」右肩上がりなので、「遅く買えば買うほど儲けが減る。」ことになります。(買える資金があれば早めに買ったほうが吉)

ですが、次のような特徴を持つ投資信託であれば、ドルコスト平均法の恩恵を受けることができます。

1.日々の値動きが激しい。(NG:国債投信)

2.長期のトレンドにおいても上下動がある。(NG:一般的な投信)

3.投資信託としての分散投資があまりされていない。(NG:ファンドラップ的な投信)

ぱっと思いつくドルコスト平均法の恩恵を受けやすい投資信託の種類としては「株式の指数連動型投信」が上げられると思います。

ただ、私を含め、小銭はあるがまとまった資金がないという人の場合、「日々の貯金の代わりに投信積立で少しでも儲けが欲しい。」レベルで購入する分にはどんな投信であってもそれほど悪い話ではないので、上記の特徴を意識しつつ積立するのもいいかもしれません。

(追記:個人的には、1株ずつ毎日買える株式積立が出たらいいなと思ってたりします。)