昨日はおやつに食べたものが悪かったのか、夕食前に猛烈な腹痛と下痢と吐き気に見舞われ、とりあえず大量に水分を補給して早々に寝たため、更新ができませんでした。(まあ、ネタの悩みでの神経性だったのかもしれませんが、、、)今日は朝一で病院に行き薬を処方して貰い、とりあえず落ち着いた感じです。
最近のCMの影響を考えると、こういう状況で「保険」という言葉が頭をよぎる人は多いのではないでしょうか。
そこで今日は「保険」について書いてみたいと思います。
ただ、一言で「保険」と言っても、非常に多種多様な保険がある(社会保険、生命保険、医療保険、年金保険、等々)ため、複数回に分けて書いていきたいと思います。
<その0:保険の基本的な考え方>
最近良く見る保険の広告には「FPが相談に乗り、最適な保険プランを提案します。」というのが良くあります。その広告をクリックしてサイトをみると、大体保険料が大幅に圧縮され保障が充実している例が掲載されていて、顧客様大満足のコメントがデカデカと書かれてあります。
この手の広告は大体同じような内容でどこの保険会社でもやっています。
つまり、素直に広告を信じると「保険会社を変えてFPに相談する度に保険料が下がり、保障は充実する。」ということになるわけです。
流石にそこまではありえないと考えるのが普通なので、保険比較をするサイトが存在するわけですが、これらのサイトはFPと違い「保険料と補償の視点」からの比較しか出来ません。
では、FPはどのような視点で保険の見直しをするのでしょうか?
結論から言うと、、、
「キャッシュフロー表から逆算して必要最低限の補償を求め、その補償条件を満たす保険を選択する。」
ただそれだけです。
例えば、20代の人であれば健康に問題が生じることは少ないため死亡保障が中心の保険を選び、50代の人であれば健康に問題が生じることが多いため医療保障が中心の保険を選ぶ、といった感じです。
では、保険料はどこまで下げることができるのでしょうか?
ぶっちゃけると「0円」です。
いきなり話は飛びますが、私が好きな海外ドラマに「ザ・ホワイトハウス」というドラマがあります。このドラマの中で、主席法律顧問が大統領に「生命保険や医療保険に入っていますか?」と聞くシーンがあります。まあ、多発性硬化症のことを偽証してるかどうかを確認するための質問なのですが、コレに対して大統領が「私にはそれなりの蓄えがあるので、保険には入っていない。」と答えています。大統領に万が一のことがあれば大変であるにもかかわらず、保険に入っていないというのは一般の感覚からすると非常に奇異に見えるかもしれませんが、大富豪の多くが保険に入っていない事実を考えると、あながち変ではないのかもしれません。
つまり、「保険金相当額の蓄えがあれば、保険料は払うだけ無駄」ということです。
FPの資格講座の中で講師の先生が「宝くじは夢を買い、保険は安心を買う。」と言っていましたが、これは「保険を買うのは宝くじを買うのと同レベル」ということに他なりません。(被害にあっている分、宝くじ以下かもしれませんが、、、)
そのため「保険金相当額の蓄え」がない場合には、保険料を支払うことで安心を買うしかないのですが、「保険に極力加入せず、そのお金を生活の充実に回す。」というのがFPとしての正解になります。それを突き詰めたのが「保険料0円」というかなりショッキングなフレーズです。(「保険会社が自分の天敵をPRしてる。」事に他ならないので、、、)
ということで、「その1」以降は各種保険をこき下ろす内容になることは想像に難くないと思いますが、「世の中の多くの人が保険に加入している。」というのもまた事実です。次回からは今回の基本的な考え方を踏まえた上で、「では、各種保険とどのように接すればいいのか?」について読者の方に示していく事ができればと思っています。(レンタルサーバーを利用してるのでグーグルアドセンスのようなアカ停は多分ないと思います。まあ、保険関係のアフィリエイトは審査落ちになるかもしれませんが、、、)
追記:本文中にもリンクを張ってありますが、メニュー「自己紹介」の下にオススメ品の紹介ページを付けました。第一弾として海外ドラマの「ザ・ホワイトハウス」を載せました。是非一度見てみて下さい。
<セカンドシーズン>
今回の投稿で出てきた内容が出てるシーズンです。例の会話は「第19話」の中で出てきます。
ザ・ホワイトハウス<セカンド・シーズン> コレクターズ・ボックス [ マーティン・シーン ] |