今日は午前中に投稿をしようと思っていたのですが、私が契約しているレンタルサーバーがDDoS攻撃なるものを受けてアクセスが出来ない状態になったため、夜の更新となってしまいました。(まあ、私自身は攻撃されるような記事は書いて無いと思います。多分)
先日、積立投信について書きましたが、楽天証券では「楽天ポイントで投資信託を購入できる。」というサービスがあります。期間限定ポイントや他社のポイント交換で得たポイントは対象外ですが、楽天ポイントについて書いているサイトでは「ポイントの換金方法」として必ず紹介されているものです。(私個人としては、楽天ポイントは期間限定ポイントも実店舗で使えるので普通に買い物で使うのでいいんじゃないかと思ってたりします。Tポイントはその辺がネット店舗限定なのでやや不便です。)
しかし、ポイントの使い方を書いているサイトには、どのような投信を買えばいいかについては、全然言及されていません。まあ、投信については専門のサイトがあるのでそっちを見てくれと言うことなのでしょう。
一方で、投信の専門サイトでは、「投信は長期にわたって運用する」ことが大前提となっているため、「ポイントの換金」を目的とした視点での投信の買い方については、私が見た範囲ではありませんでした。
ということで、とてもニッチな分野になりますが、今回は「ポイントを換金するのに適した投信」の条件を私なりに書いてみようと思います。(視点的にはロスを極力抑える形を念頭におきます。)
条件1:国内の投資先への投信であること
投信が値下がりする大きな要素として挙げられるのが、為替レートの変動です。毎日1%程度の値動きは普通にあります。投信の基準価格は「総資産価格 ÷ 受益権の数」なので、投信の中に外貨建て資産が含まれていると為替レートの影響をもろに受けることになるため、国内の投資先への投信にすることで為替リスクを抑えるほうが望ましいと考えられます。
条件2:ノーロードであること
投信を売買する際には、一般的には手数料が取られますが、指数連動型のような「手間のかからない」投信にはノーロードのものも多くみられます。「ポイントの換金」は売買が短期になるためノーロード以外の選択肢は取るべきではありません。
※ ノーロードのものでも売却の際「信託留保額」を徴収するものがあります。これは売却手数料ともいえるものであるため、この項目も選択の際には「0円」であるものを選ぶように注意してください。
条件3:運用手数料が安いこと
実は投信の運用手数料は「年率」で表記されていますが、徴収は「日割り」です。つまり、この部分についても極力安いものを選択するようにしたほうが良いという事になります。
条件4:値動きの激しい投信は避けること
意味合い的には条件1と同じですが、これは過去の値動きのチャートをチェックして、上下動が激しいものは避けたほうが無難ということです。(営業日等の加減で多少なりともタイムラグはあるため。)
上記の条件が「ポイントの交換に適した投信」ということになりますが、結構山のようにあるので、後は個々人の趣味になるかと思います。
ちなみに、私が個人的に持ってる投信は、、、
1:eMAXIS新興国株式インデックス(NISA口座使用)
経済の成長余力と言う点で新興国には可能性があるんじゃないかなと思って、長期投資として買っています。
2:ニッセイ日経225インデックスファンド
日経225銘柄の大型株を買うために、ドルコスト平均法的な趣旨で買っています。まあ、出口(ポイントの最終的な使い道)が株の個別銘柄ということであれば、「条件4」は無視して、ポイントでコレを買うのもありかもしれません。
という、今回の投稿とは趣旨がまったく異なるラインナップとなっています。(笑)
話がずれてしまいましたが、ポイントを投信で換金する場合には、購入から売却までの期間を考えると、2週間程度はかかるので、そのお金で買いたいものがあるのであれば、楽天で直接買ったほうが絶対早いと思います。(ポイントの交換について書いているサイトでも投信の購入を次善策としているのはこのためです。)
仮想通貨のときに触れましたが、日本円はあくまでも日本銀行が発行してる仮想通貨でポイントと同じようなものです。ポイントの換金をする際には、そのことを頭に入れた上で換金することをオススメします。
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